出典:令和3年度版 住宅リフォームガイドブック
高齢者の事故のなんと8割近くが自宅で!
■高齢者の事故発生場所
■高齢者の家庭内事故のきっかけ
出典:独立行政法人 国民生活センター「医療機関ネットワーク事業からみた家庭内事故-高齢者編-」(平成25年公表資料)
65歳以上の高齢者の事故は自宅内で発生するものが最も多く、全体の約8割にもおよびます。家の外より自宅での事故の方が圧倒的に多いのです。事故原因として最も多かったのは「転落」「転倒」で、この両者だけで住宅内事故全体の5割以上に達します。
段差の解消や手すり工事の他にも、 ニーズに合わせていろいろな方法があります
自宅をバリアフリーにする方法には、段差の解消・手すりの取付け・引き戸への変更・出入口や通路幅の拡張などの方法があります。夜間の転倒防止には、廊下や玄関などへの足元灯の設置も効果的です。
水まわりをリフォームする際は、設備の交換と併せて、室内のバリアフリー化も検討しましょう。特に車いすの利用を想定する場合は、段差解消の他に介助スペースや開口部の幅の確保など、水まわり全体で考えることが大切です。
■玄関の段差軽減
■手すりの設置
■足元灯の設置
■バリアフリーに配慮したトイレの一例
段差の解消と回遊型の間取りで介護も家事も楽々! 毎日頻繁に使う水まわりはとくに大切です
バリアリフォームのメリット
●家の中の事故をなくし、安全に暮らせる ●家の中の移動や行動が楽になる ●自立した生活を助ける ●介護が楽になる ●自宅で暮らせる時間を長くできる など