リフォーム前に知っておきたい6つのこと

リフォームでできること

出典:令和3年度版 住宅リフォームガイドブック

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安全・快適に暮らし続ける
最近地震が多いけど、わが家は大丈夫かな…。
万一の地震の備えには、耐震リフォームがおすすめです。
【バリアフリーリフォーム】
段差の解消や手すりの設置などにより、住宅内の事故を防止し、日常の行動を楽にするバリアフリーリフォーム。毎日の生活における不安や不便を解決することで、高齢になっても自分で安心・安全、快適に暮らせる住まいになります。また、介護の負担を軽減することにもつながります。国や多くの自治体で補助制度等が用意されています。
ご存じですか?

高齢者の事故のなんと8割近くが自宅で!

■高齢者の事故発生場所

■高齢者の家庭内事故のきっかけ

出典:独立行政法人 国民生活センター「医療機関ネットワーク事業からみた家庭内事故-高齢者編-」(平成25年公表資料)

65歳以上の高齢者の事故は自宅内で発生するものが最も多く、全体の約8割にもおよびます。家の外より自宅での事故の方が圧倒的に多いのです。事故原因として最も多かったのは「転落」「転倒」で、この両者だけで住宅内事故全体の5割以上に達します。

こうして解決!

段差の解消や手すり工事の他にも、 ニーズに合わせていろいろな方法があります

自宅をバリアフリーにする方法には、段差の解消・手すりの取付け・引き戸への変更・出入口や通路幅の拡張などの方法があります。夜間の転倒防止には、廊下や玄関などへの足元灯の設置も効果的です。
水まわりをリフォームする際は、設備の交換と併せて、室内のバリアフリー化も検討しましょう。特に車いすの利用を想定する場合は、段差解消の他に介助スペースや開口部の幅の確保など、水まわり全体で考えることが大切です。

■玄関の段差軽減

■手すりの設置

■足元灯の設置

■バリアフリーに配慮したトイレの一例

リフォーム事例

段差の解消と回遊型の間取りで介護も家事も楽々! 毎日頻繁に使う水まわりはとくに大切です

バリアフリーリフォームの例です。寝室と水まわりは近づけ、夜間のトイレ移動などの負担を軽減しています。廊下の通路幅を広くとり、トイレや洗面、バスルームの扉も引き戸にして車いすでも無理なく移動できるようにしました。
高齢の母の介護のために築35年の平屋をリフォーム。引き戸を開放すると各部屋がつながる回遊型の間取りに変更。段差を解消し、車いすでの移動をスムーズにした。
水まわりはレイアウトの見直し、建具の工夫などで介助のスペースも確保した。
トイレの入り口は、通常は引き戸、車いす使用時は全開口できる建具を採用。
断熱材の施工、断熱サッシへの交換により、家全体の温度差の解消にも配慮。
バリアフリーリフォームは家族全員の安全で快適な暮らしにつながります
自宅をバリアフリーにするメリットは、住まいの安全性がぐんと高まり、家庭内事故を未然に防げること。また、介護が必要な場合、介護者の負担を軽減できます。将来の必要性を考えて水まわりリフォームに併せるなど早いうちに検討しておきましょう。

バリアリフォームのメリット

●家の中の事故をなくし、安全に暮らせる ●家の中の移動や行動が楽になる ●自立した生活を助ける ●介護が楽になる ●自宅で暮らせる時間を長くできる など


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